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水性塗料と油性塗料とラッカー系塗料
ひと昔前までは、塗料というと油性塗料というイメージがありました。ところが今ホームセンターなどの塗料売場に行くと、ほとんどが水性塗料で、油性塗料は数えるくらいしかありません。なぜ水性塗料が増えてきたかというと、ひと言でいえば使いやすいからです。
油性塗料は、まず強いシンナー臭(有機溶剤の臭い)がするので、家の中で塗ると、いつまでも臭いに悩まされます。油性塗料をうすめるには、ペイントうすめ液を使いますが、うすめるだけでなく、手についたときもうすめ液でなければ取れませんし、使った塗装用具を洗うのも、基本的にはうすめ液を使うので不経済です。またほとんどの油性塗料は、乾燥に何時間もかかります。
水性塗料はベースが水なので臭いがきつくありません。といっても以前の水性塗料は、水性独特の臭いがありましたが、最近の水性塗料は技術革新によって無臭と表示されている塗料が出現し、ほとんど臭いがなくなっています。
またうすめ液が水なので、手についても水で洗えば取れ、塗装用具も水でジャージャーと楽に洗うことができますし、乾燥時問は30分から1時問ぐらいと、油性塗料よりも速いのも使いやすいところです。
ラッカー系塗科は乾燥時間が5~10分と極端に速いのが特徴です。ラッカー系はスプレー塗料が主で、ラッカーうすめ液はうすめるためには使いませんが、手などについたときに拭き取るときに必要です。ただしクリヤーラッカー、ラックニス、速乾ニス、などの場合には、うすめるためにも使います。